Soba Dining 蕎花
そば 4.10 | つゆ 3.85 |サービス 3.95 | 雰囲気 4.15 | 周辺 3.40
「Soba Dining 蕎花」は住宅地の一角、鶴が丘一丁目バス停前にある。
淡い黄と桃色の外壁が洒落た外観は、まるで洋食レストラン、はたまた洋菓子店を思わせる。
そば屋と聞いてここを訪れた人は、これまでのそば屋のイメージとのギャップに驚くだろう。
店内も洋風で、大きな窓から差し込む光は店内の植物をやわらかく照らし、温かい雰囲気を感じさせる。
大きめに作られたテーブルやイスは、訪れた人をゆったりと迎え入れてくれる。
▲明るく開放感のある大きな窓。40もの席は、昼夜問わず幅広い層のお客さんで賑わう。
店主の和田さんは元々フレンチの料理人。赴任先の長野で、江戸蕎麦のルーツと云われる信州戸隠そばと出会い、その美味しさに感動し、本場善光寺門前の老舗で7年間修業したそうだ。
蕎麦とフレンチの融合。「若い人に手打ちそばのおいしさを知ってもらいたい」という強い想い。こうしてどこにもないスタイルの店、「蕎花」は平成16年3月にオープンした。
戸隠流は二八で、丸く伸ばして切ったそば。 雪室貯蔵された信州戸隠産北早生のそば粉を使用し、フレンチとの絶妙なコンビネーションを実現している。
店内で販売している八幡屋礒五郎の七味とそば茶。
▲ 住宅地の一角にあるレストランのような外観の店。家族連れにも人気。
そばといえば、「酒」との組み合わせが粋な味わい方と広く知られており、どちらかといえば「大人の男性」が好む食べ物のイメージが強いが、蕎花はそばとフレンチを組み合わせた新スタイルの店で、女性グループや家族連れにも人気がある。
メニューは2種類のコースに蕎麦を選んで組み合わせるシステム。例えば、コース1(前菜盛り合わせ・デザート盛り合わせ・コーヒーのコース)にもり蕎麦をつければ1,600円(税別)の豪華なコースとなる。蕎麦の他に、本格フレンチを気軽に味わうという贅沢な愉しみ方ができるのだ。
もちろん蕎麦のみをじっくり堪能できる単品注文も可。天ぷらやとろろ、鴨汁(温)、豆乳そば豆腐がセットになった「そば三昧」も魅力的だ。
▲そば三昧(1,600円(税別))
▲夏期限定・冷やし天ぷら(1,350円(税別))
「味・香り・食感を大切に」。そのために一番こだわるのは、挽きたて・打ちたて・茹でたての「三たて」。石臼挽きの粉を、朝・夕2回店内のそば打ち台で打つそうだ。
つゆは手間をかけてじっくり熟成させたかえしに鰹の本枯節で取った出汁をあわせて仕上げている。
「蕎麦に合う料理」を研究し続けている和田さん。和食に欠かせないみりんや醤油を使い、あっさりとした味付けを心がけている。
休日には食べ歩きや食料品の買い物をし、楽しみながら研究しているそうだ。
「ここでしか味わえないものをたくさん開発し、提供していきたい」と真っ直ぐに語る姿が、美しい蕎麦や料理と重なった。
そばをコースでゆっくり味わってください。
カップルの方からご家族連れまで楽しんで頂けます。
是非いらしてください。
- 店名
- Soba Dining 蕎花
- 電話
- 022-773-7371
- 住所
- 宮城県仙台市泉区鶴が丘1-37-3
- 営業時間
- 11:30~15:00 / 17:30~20:00(L.O.)
- 定休日
- 水曜日(祝日は営業)
- 席数
- 40席
- 喫煙
- 禁煙
- 駐車場
- 10台