舌つづみ
そば 4.50 | つゆ 4.44 |サービス 3.88 | 雰囲気 3.88 | 周辺 3.75
仙台から国道286号線を山形方面へ進むとみちのく公園の向かいに「舌つづみ」が現れる。
大きな看板には「会津 山都産のそば粉使用の手打ち蕎麦」とあり、期待が膨らむ。
▲落ち着きのある店内
実はこの川崎町の舌つづみ、以前は仙台駅前十字屋の地下2階にある人気店であった。
会津若松駅前の本店を息子に任せ、一大決心の末、仙台で店を構えたのだ。
しかし、十字屋の閉店と共に店を閉めることとなった。常連客も多く、店も軌道に乗ってきた矢先のことであった。
店主は会津に帰る事も考えた。しかし、お客さんの温かい声に励まされ、心機一転、川崎町で再出発することとなった。
それから3年。口コミで知った十字屋時代の常連客が、再び訪れてくれるようになった。
そばが人と人を繋ぐ。支え、支えられ、舌つづみはこれからも続いてゆくのだ。
▲店内のそば打ち場。店主おすすめの蕎麦の食し方が掲示されている。
▲天ざるそば1,280円
もっと多くのお客様に会津山都のそばを食べていただきたいと思い、2009年8月30日に川崎町支倉からこの場所に移転した。新しい店舗は広々としており新たに座敷が設けられ、より一層寛げる空間になった。またカウンターから厨房を覗くことができ店主の蕎麦作りを間近に感じることができる。
店の入り口にはそば打ち場が設けられタイミングが良ければ店主の熟練したそば打ちを見ることができる。
常連が多いという店だけあり、そばへのこだわりは深い。
そば粉は雪室で一年間保存した会津・山都産のものを選定している。そば粉・十に対し、つなぎはほんの僅かの十一そばである。
玄そばの中心部を特注の石臼挽きにし、更科系の細めでシャキッとしたコシのある麺に仕上げている。
つなぎを入れるタイミング、打ち方によって全く異なるものが出来上がるそうだが、そこは職人。風土と時代に合ったものを常に研究し続ける努力を惜しまない。
自家製のつゆは、毎日5種類のダシをとったものに、冷・温に分けて30日間寝かせたかえしを使用するという徹底ぶりである。
特徴のあるそば湯は、白く濃厚で、香り高い。
是非味わっていただきたい逸品である。
様々な年代の方に満足していただけるよう、豊富なメニューをご用意しています。 緑の中でのんびりとしたときを過ごしてください。
- 店名
- 舌つづみ
- 電話
- 0224-84-2998
- 住所
- 宮城県柴田郡川崎町大字小野字湯田35-1
(2009年8月30日に移転しました) - 営業時間
- 11:00~15:00(L.O.)
17:00~19:00(L.O.)
※売り切れ次第終了 - 定休日
- 火曜日 ※営業の場合有・要TEL確認
- 席数
- 40席
- 喫煙
- 不可
- 駐車場
- 12台