お品書きを見たときﾁｮｲ高めかなと思いましたが、出て来た蕎麦の量は約二枚分。聞くとゆでる前で200ｸﾞﾗﾑとのこと、ロケーションとこまやかな接客、上質の時間を過ごせます。蕎麦の味は勿論モンクなし。腹すかして行きましょう。　

雰囲気も明るくてフレンドリーでしたし、何より甘みのある「寒晒し」がウマかったですね。
寒晒しは、春の風物として食べていたので、年中食べられるとは驚きです。
天ぷらには「おかのり」という海苔の風味のする葉っぱもあり、なかなか美味でした。
窓からの景色がもうちょっと野趣に富んでいると満点です。

ある程度の水準は行っていると思うのですが、十割にありがちな粗野なとこのある麺でした。
つゆがウマかったので美味しく頂きました。
自家栽培のそば粉は「ウリ」にはなりますが、それは個性であってウマさに直接繋がらないこともあります。粉を調合する工夫が出来ない分だけ、努力して欲しいです。
周りは、まだソバの花が満開で刈り取りは１１月になってからとのこと。
粉の真価を見定めにまた生きたいと思います。

すごく丁寧に打った感じの蕎麦で大変美味しくいただきました。
こういう蕎麦に出会うと嬉しくなります。
お店もきれいで好感が持てます。

人のうわさ話は信用できないです。
あそこの蕎麦は美味い、ここは美味い。今までいくら騙されたことか。
でも「もみじ野」は美味かったです。